起立性調節障害とうつ病の違いの診断基準は?起立試験を受けた話

起立性調節障害と診断されるまで学校でいじめがあるのではないかとか、うつ病や夜遅くまで起きて不規則な生活をしているからだと思われることもありましたが、うつ病と起立性調節障害とは症状が違うようです。またうつ病だと診断されて抗うつ剤を飲むと、起立性低血圧が起こることもあるらしいので怖いですね。

起立性調節障害はうつ病や不規則での朝寝坊と違う

起立性調節障害は朝起きれないという症状が特徴的ですが、高熱が出ているわけでもなく、めまいや吐き気、たちくらみ、体を起こすことができない、返事をしているけど記憶にないなど、目に見えにくい症状だけではただの朝寝坊やサボリだと思われてしまうことも良くありますね。僕の場合も起立性調節障害だと診断されるまでは自分自身でも心も体もコントロールできずどうなっているのかわからないこともありました。

起立性調節障害とうつ病の違いの診断基準は?

起立性調節障害は朝起き上がった時の血圧が低く、心拍数も高くなりますが昼、夕方、夜になるにつれ血圧が上がり心拍数も下がり健康体となり活発に動けるのですが、うつ病の場合には夜になっても元気になれず、悪い風に物事を考えたり、涙が出たり無気力な状態がずっと続いていたり逆に心がモヤモヤしてイライラしてしまう特徴の違いがあるようです。

起立試験を受けた話

僕が小児科や内科、心療内科に整形外科などいろいろ巡っているうちに起立試験を受けることとなり朝、起きてすぐの血圧と心拍数を計測し、病院で何分立っていられるか(途中で気を失い倒れましたが)を計測し、そのまま病院で体を横にして寝て、また起きたときの数値を測っていたように思います。※あまりにもしんどくて記憶があいまいですがそのような流れだったと思います。

気を失い倒れた状態で数値もすでに重症だったようで母が辛そうにしてたことは覚えています。ただ病気だということがわかり学校にも診断書が出せることの安ど感は、休みがサボリだと思われてはいなきかという心配や自分自身も休む罪悪感でストレスになっていたので精神的に楽になれました。

起立性調節障害からのPTSDでうつ病が併発することもある

ただ、起立性調節障害で学校生活が送れなかったことの罪悪感や自己肯定感の低さなどからさらに自律神経が乱れてしまい、不登校が長引いたり社会生活のスタートができずにうつ病などを併発してしまうこともあるようです。僕にも体調の悪さからの憂鬱やイライラは起こるし、やる気が出ないこともありますが、うつ病を併発しているのかはわかりません。今後気を付けていきたいと思います。


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