起立性調節障害ヤングケアラー

僕は起立性調節障害で自律神経失調症でかつうつ状態で寝ている時期が随分長くありました。気力もなく体力もなく食欲も意欲も覇気も無く余裕もなく優しさもなく、気配りもなく、ただただ自分がしんどいことでいっぱいいっぱいでした。他のことを考えろというのが酷でした。

そんな僕も高校生になり、家庭環境もさらに変わり、家族形態も変わっていく中で上の子が背負っていた母に対する負担、下の子のお世話など、自分の身に降りかかってきました。降りかかるというと、被害者的ですが担うことになりました、と訂正します。

その日々をヤングケアラーにならないか心配されたりしています。

僕が担う家事、これはもともと上の子がしてくれたことや僕が寝てばかりで甘え過ぎていたことなど今になると本当に申し訳ないことをしたと反省しています。僕が悪いわけではないから責めないように励ましてくれるけど、僕自身がそう思っているのは変わりません。

また、ここまで面倒を見てくれた大人に対しても怒ったりすることは当たり前だなっと思います、あれだけ寝てダラダラしていたら腹が立つと思います。こう考えれるのは僕が回復してきたからでしょうか?それとも、母のことや下の子の負担が自分だけにかかり共感者もいなくてストレスが溜まっているのかもしれません。

家族の環境の変化などを具体的に書いていないのでいまいちうまく伝えることができないし誤解されるとわかっているのですが、具体的なことを描く勇気はまだなく、ただ、周りに感謝できるようになったと同時に罪悪感で落ち込みそうです。

これを自己肯定感が低いというのかヤングケアラーでアダルトチルドレンなのか、カサンドラ症候群なのかはわかりませんが、まともな話し合いができない、話が通じない、威嚇されて却下される批判されることのストレスはものすごく上がっています。

橙ちゃんは気持ちがわかる、助け出してあげることができていなくてごめんねと言います。僕の中で助け出してもらいたいという感覚はありません。下の子も心配だし今の中でどう理解して暮らしていくかです。

橙ちゃんは自分の人生を生きるように、心配しなくても離れたほうがうまくいくこともあるから、勇気がいるけど節目が出たら自立して家を出る選択をしてもいいよと言います。でも僕がそうすると下の子だけが負担になります、今の僕の思いを下の子にはさせたくない。

とにかく僕は大学のめども立ってきたしできることも増えてきました。過去にずっと寝てた自分を批判すると、同じように悩んでいる現在進行形の起立性調節障害で悩んでいる子を傷つけるかも知れない。回復してきたからつらかったことを忘れて責めるの?と思われるかもしれません。僕は他の人に対してそんなつもりはないけど、自分自身のことに関しては家族や周りに迷惑をかけたことは罪悪感があります。

まだしばらくうつ状態が続きそうだけど、こうやって少し誰かに吐き出すことで、あふれ出ないように気を付けます。わかりやすく具体的に書けるとすっきりするのでしょうけど今はまだ書ける心情ではありません。中途半端でごめんなさい。


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