新年が開けて1ヶ月経過すると年齢によっては、起立性調節障害含め学校に行けない事情がある不登校の子達は精神的にも追いつめられ行事が集中するときでもあります。
そう、受験に卒業式に新学年への準備と周りからどうするのか聞かれることが急激に増え、今のことが苦しく、自分でも未来に何ができてどうなるかわからないのに未来のことを聞かれる苦しい時間。
卒業式や高校受験、大学受験は世間一般、当たり前に行われることなので聞いてくる人に悪気はないのはわかりますが、どんどんコンプレックスになり人との距離を置きたくなります。
また進路が変わる節目でもあり、親や先生もこの機会にビシッといった方が良いと思うのか、変わるチャンスだと思うのか熱弁したり煽ったり、懇願してきたりするけども、起立性調節障害の僕の場合は懇願されたり怒られたり煽られて体調がよくなるわけではないので、やり場のない気持ちになります。
何より自分自身が、新年や新学期の節目で今年こそは、今月からは、今学期からは、今日こそは…と毎日、毎月、毎節目で誓いを立てているのだから、できない自分自身がガッカリしているのです。そこに輪をかけて正論を言われるとつらいし、泣かれると申し訳なくなるし消えたくなるのです。
卒業式も修学旅行も受験も親には最後までずっと行くように言われていました。行けるようにサポートしてくれたこともわかるし参加した方が良いから勧めてきたのもわかってはいるつもりだけど
どうしても応えることができなかった。それを悔やんでいるかといえば今は悔やんでいない、むしろ気が楽で参加しなくてよかったと思っているのです。もちろん、この後社会に出て人との会話が合わなくてつらい思いをするかもしれない。
(月本千景先生の漫画にも書いてあった。
学校に行けなかった中学生が漫画家になるまで-起立性調節障害とわたし (単行本))
もし、今期、卒業や受験で悩んでいる人は読んでみてもいいかもしれない。それで自分がどう思うかはそれぞれだけし、後から間違いに気づくこともあると思うけど、とにかく今、気持ちが少しでも救われることがあると良いなと思います。
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