起立性調節障害は自律神経の乱れにより朝起きれない、夕方から元気になる症状があり(個人差による)昼夜逆転した生活になり、
- 不規則だから体調が悪くなるんだよ
- 早く寝なさい
- 夜遅くまで起きてるから朝起きれないのよ
と心理的な負担もかかり悪循環です。
朝起きて学校に行けず昼夜逆転で朝まで受験勉強する心理
ごもっともですがどうしても朝は頭が動かせない、身体を起こせない、気を失ってるかのように起こされた記憶もなく夕方まで眠る時もあります。
朝起きれないのは夜更かしが原因?
周りはきっとそう思うし自分でも朝起きないから夜に眠れないんだと思って早く寝る努力をしたり、思いっきり疲れるように運動して薬を飲んで早く寝ても結局朝起きれず、逆に前日の疲れがうまく回復出来ず寝過ぎなくらい動きません。
そしてまた夜になると頭がスッキリ楽になって集中力も高まるのです。夜更かしが原因ではないのかやはり何を努力しても『朝起きれない』悩みと焦りが募りました。
頭が冴えて元気な時な夜に宿題しておかないとと焦る
僕は学校に行くつもりでいたから毎日届けてくれたノートや宿題をやらねば明日の授業にも追いつかない、夜は頭がスッキリしているため集中するので何時間も机に向かえるため気がつけば夜明け前に。
寝なきゃいけないと寝ると朝登校時間までに起きれないし、寝たら朝起きないのを防ぐために今は元気だからと寝ずに学校に行く日もありました。保健室に行ける性格では無いから我慢が募り悪循環。
高校受験の為に勉強したい意欲がコントロールできない
僕の場合は元々勉強が好きで偏差値の高い高校受験を目指していました。(結局受験出来ずにオンライン高校ですが。)だからこそ、身体が起きている限り勉強したい気持ちが高まり体調が続く限り勉強し続ける過集中で母にも助言されるけどコントロール出来ず不規則のループに陥りました。
高校受験を諦め心身が楽になるも劣等感は続く
頭ではわかっているのに、受験勉強への焦りが心身追い詰めて改善どころか良くない方向にハマっていましたが、高校受験を諦め、大学受験に切り替えることで気持ちは楽になりました。
しかし、楽になるのは一時的で
- 行きたい高校に行けなかった
- 親や塾の先生の期待に応えられなかった
- 周りは頑張っているのに自分はダメだ
- 進路を聞かれる度に胸を張れず辛くなる
などマイナス思考に陥って、勉強時間を減らすことで考える時間が増えてうつ状態になる日が増えました。
ゲームをすると気持ちが救われる
僕は元気な時からゲームが比較的得意な方で部活を終えて下校から塾の合間に息抜きにゲームをする程度でランキングに入るなど楽しい趣味でした。受験を辞めたら楽になった分、考える時間が増える夜の鬱々した気持ちを誤魔化すためにゲームを再開すると思うような結果が出るため、学校に行けないし勉強も自信がない自分の落ち込みが消えて救われました。
ゲーム依存のせいで不登校と一般的に言われますが、大人がお酒を飲んだりカラオケに行ったりギャンブルしたりドライブしたりタバコを吸ってストレス発散するように、
子供ができる限られた精神的なヘルプをゲームに求めている人は一定数いると思います。(中には単なるゲーム依存からの不登校もあるかもしれません。)
大学受験を目指し昼夜逆転を改善する努力をする
様々なできない事を起立性調節障害のせいにしていると健康的な人が思うのは仕方ありません。僕もそういう気持ちがゼロではありません。
お医者さんに思春期を越えたら起立性調節障害の症状も不思議と軽減するという言葉に期待しつつ、二次障害(精神的な病)が定着しないよう大学受験で今までの挫折感を取り戻すよう自分自身努力します。
現状はまだまだ良くないですが希望を失わず、ブログでも吐き出して心身コントロール出来るようになりたいです。
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