僕の妹が朝起きれないために学校に行けず、遅刻して週に数回のみ登校する、いわゆる不登校気味で親が沢山の病院や心療内科に連れて行ったりした結果、起立性調節障害という病気だと最近わかりその日から妹がさらに学校に行かなくなりました。
家の中ではとても元気で晩御飯もよく食べます。元気に見えるから僕が少しでも学校に行くように誘いをかけても「起立性調節障害だから」といわれると黙るしかありません。そこで起立性調節障害ってなんだろう?と調べて↓
の記事を読んで、自分も本を読んでみると理解できていなくて申し訳ないなと思い見守ろうと誓うのですが、どうしても甘えてさぼっているように思えることもあり、親も仕事に行けなくて困っている姿を見ると僕がイライラしてしまい時折責めてしまいます。
とメッセージをいただきました。
僕は起立性調節障害の患者側なのでメッセージをくれたお兄さんとは逆の立場なので申し訳ないのですが実は、僕の妹も僕と同じように小学校5年生からあまり学校に行かなくなり、妹を見ているとサボリだろって思いたくもなるけど、自分も理解されない苦しみがあったので何も言わないようにしています。
だから、お兄さんがイライラする気持ちもわかるし親のこととか妹さんの将来のことを考えると良かれと思って言いたくなることもありますよね。
病名がわかって安心した、ホッとしたのはあると思います。原因がわからない時は学校を休む苦しみや罪悪感で精神的にも相当な苦しみを抱えてしまうのですが、病気だとわかり、改善方法がわかったことで安心してそれで気持ちが落ち着いて元気に見えることが周りからすると、元気なのに仮病でさぼっている。と捉えてしまうこともあり得ます。
それはお兄さんも自然な考えで同じ家族でも起立性調節障害や、その他含む病気や困りごとって体感しないとわからないことです。家族だからこそイライラすることもあるでしょう。それに対して思い悩んで解決策を探しているということは優しいし、妹さんのことをしっかりと考えているが故の行動だと思います。
気にしすぎてお兄さんが心労を抱えてしまわないように気を付けてください。お兄さんはお兄さんで自分の楽しいことややりたいことを描いて自分のことを大事にして欲しいなあッと思います。一般的にお兄さんが妹さんを心配しながらも自分の人生を負いきることに対し、恨みは持たれないと思います。
正解は家族や個人の性格や環境で違いますので言い切れませんが周りからすると最初は心配になりますが長引けば長引くほどうざい、面倒、と思うことは家族あるあるで、子供同士であれば尚更です。ただ、親戚の橙ちゃんいわく、兄弟喧嘩で相手を傷つける言動をしたことは大人になってからも思い起こすことがあり、ずっとずっと後悔してしまうので、自分の為にもできる限り兄弟姉妹を感情的に傷つけないようにと教えてもらいました。
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