起立性調節障害は怪我や高熱などと違う目に見えない症状が理解されずに、中学生時には朝起きれなくて学校に行けないことを甘えやサボリ、嘘つき、うざい、寝過ぎ、だらけている、と誤解をされることもあり、体の症状をうまく言葉にすることができず声を出すのもやっとで「しんどい」と言うと『どこが?どのように?』とさらに深堀質問されると気持ち的にも限界で黙ってふさぎ込んでしまうこともあります。
(この行動がただの反抗期だといわれることも。)
中学生重症時の起立性調節障害で辛いこと(身体と心の症状編)
そこで、起立性調節障害に対して不登校や思春期の反抗期と勘違いをされてしまう重症だった中学生時代の経験や言葉に出せない辛さを少し振り返って記載します。(今なお継続中の症状もありますし、各症状による具体的な事は後々のブログ記事内に書くこともあります。)
朝、学校に行けない様々な症状
- 体を起こすと目の前が真っ暗になる
- 学校の準備で立ち上がるとふらつきめまいで吐き気がする
- 登校前にお腹が痛くなりトイレから出られない
- 起こされても記憶にない
- 低血圧できびきび動くことや話すことが困難
- 学校まで徒歩登校することができない
- 朝礼や朝練、午前中に体育など長時間立つ我慢ができない
- バス通学も酔って余計につらくなる
などといった症状が積み重なり、頑張って学校に行っても話すこともつらく不機嫌だと誤解されたり、めまいや吐き気を抱えたままじっと机に座っていても授業も頭に入らず、学校に行きたいけども行けないことにつながりました。
学校を休んで過ごす時間の辛いこと
- 自力でトイレにも行けないほど寝込む
- 勉強が遅れる焦り
- 部活に行けない罪悪感
- 身体が起こせた時に勉強してたら学校に行けと言われる
- 家にいるなら起きれたときに掃除くらい自分でしてと言われる
夕方から元気になることから学校サボリの誤解
- 夕方から調子が良くなり会話ができるため元気だから明日は行けるねと言われる
- 夜眠れるよう身体を動かすために公園に行くと遊んでいると思われる
- 勉強するため塾だけは行くと学校には行きたくないから休んでいると思われる
- 心理的にも身体的にも食欲がわかない
夜眠れないことから生活リズムの悪循環
- 夜は頭が冴えるので宿題や届けてくれたノートで勉強する
- 次にいつ調子が悪く寝込むかわからないため勉強出来る時に集中したら朝になることも多い
- 眠れないからゲームや読書をする
- 明日はどんな体調で目覚めるか不安になる
- 明日は必ず登校しなきゃとプレッシャーで眠れない
- 夜中に勉強やゲームをするから朝起きれないんだと言われる(本当は眠れないからしている)
起立性調節障害の誤解による外出困難のひきこもりになる心理
箇条書きにしたため起立性調節障害ではない人にはまだまだ理解不能だと思いますが、上記の自分でコントロール出来ない見えない症状を伝える難しさからの誤解や元気になる時の姿とのギャップで外出することも難しくなりました。
そのことについては(人間関係編)や日記で記載します。
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