起立性調節障害になるまではスポーツが得意で団体球技でも個人陸上でも良い結果を出すことができていた。学校に行けなくなった中学時代では夕方以降になると元気が有り余るので母や親戚の橙ちゃんにバトミントンやバスケット、バレーボールに自転車と様々な運動に付き合ってもらっていた。
しかし、それ自体も全くできなくなって床に伏せることが多くなる日々、どんどん筋力も無くなるのに身長だけは伸びて、食べれないから痩せすぎで入院直前の栄養状態になったこともあります。
そんな僕が高校も通信制になりもっと外に出る機会を失って(逆に登校というプレッシャーが無いから気持ちは楽ですが。)基礎体力が格段と落ちてきました。そんな中でバイトに誘ってくれた橙ちゃん。初日は昔の自分の体力を過信して無理をして頑張ったからか2-3日寝たきり状態になった。
次の日も行くという約束を守れなかったけどまたしばらくして声をかけてくれて起きれなくて行けない日や、途中で帰る日、途中で仮眠する日、行けるつもりが休んでしまった日などいろんな壁に当たりながら、他のバイト先なら確実に信頼が無くて首になっているとは思うけど、勇気を出してまたバイトに行きたいと連絡したら受け入れてくれたり…
そうこうしているうちに家庭内環境も変わり自律神経の調子も良くなってきたのか連続でバイト出来たり、フルタイムでバイト出来たりとどんどん成功例が溜まってきたことは過去のブログでも書きました。バイトは肉体労働なのでとにかく脚力や筋力が必要で、継続するとその体になっていくからそこからは楽になるよといわれました。
もちろん僕はそういう肉体労働を仕事にするつもりはないけども、社会生活を送るのに最低限の体力を取り戻したい気持ちが芽生えてきました。今までの僕なら寝て、ゲームして、勉強して、病院に出かけるだけでも疲れ果てた利することが当たり前の体力域でしたが、もちろん調子が良かった部活時代も覚えているのでこれではダメだとついに…筋トレをしたり、ランニングを始めました!
すごくすごくすごく進化。
もちろん手探りだけど3年前の自分には考えられない行動。2年前でも出来ない、1年前でも想像していなかったです。
大学受験勉強など本来するべきことはありますが心も体も調子が悪い状態で勉強しても何も身につかず悪循環なのでまずはカメの一歩で当たり前の体力と気力を取り戻して勉強する体力を身につけます。
まさかの…
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