僕のブログは、いじめや対人関係に悩んで学校に行きたくない、という問題ではなく学校に行きたいけど身体がコントロールできず行けないという、はたから見た不登校の一括りでも、分類すると起立性調節障害という自律神経失調症の症状により学校に行くことができない苦悩を抱えている心情を記載しています。
学校にまともに朝練から夕練まで行けたのは思い返すと小学校6年生ごろから調子も悪くなり、なんとか気合で乗り切っていたけど完全に体と心のバランスが崩れて休みがちになってきたことが始まりだとすれば中学校2年生の途中までです。
学校生活の経験が浅い僕が言うと何の説得力もないけど、小学校から中学校へ、中学校から高校生へ、1年生から2年生へという学年の節目には不登校になるきっかけが潜んでいてその心因から自律神経の乱れも発症して成長期と相まって起立性調節障害の症状が現れるという人もいます。
クラス替えで思わぬ友達関係が出来たり変わったり、トラブルが起きたり何かの失敗やテレビの流行がきっかけでいじめられる対象になったりと、子供ならではのささやかな一瞬によりその学生生活が急転することもありますね。僕も6年生の時に同じクラスの目立つ子に、苗字を変換して侮辱的な嫌なあだ名をつけられて執拗に笑われたこともあります。
僕自身はあまり気にしないようにしていたし、スポーツクラブでも友達もいたのですが、その子と関わる授業や休憩時間に嫌な気持ちになっていたことは確かで、例えばおなじようなことが原因で学校に行かなくなった不登校の子の気持ちは理解できます。
悩んで風船がパンパンに膨らんでいるような心の状態で過ごしているうちにSOSが出せればよいのですがうまく伝えることもできないし、逆に恥ずかしいとか親にはバレたくない、心配かけたくない、学校にいうとさらに悪化するのではないかなど躊躇することはたくさんあり相談できない為、気を紛らわすためにゲームをする。
ゲームをしているときだけは張り裂けそうな風船が柔らかいクッションになりリラックスができる、でも電源を落とすと現実に戻りまたパンパンの風船に戻る、現実に起きているつらいことを吐き出せないことや、罪悪感や自責の念に駆られている中で上乗せして親から(ゲームをしていることについて)怒られる、昼夜逆転する、仮病をする、などとドンドンバランスを失ってしまいます。
※ゲームに夢中になり昼夜逆転して朝が起きれないのと、起立性調節障害で朝起きれない症状とはまた違うので一緒にしないこと
個人的に、単純なゲーム依存のケースと、逃避の手段がゲームだったのとは治療法や解決方法が全く違い、根底にある悩みに目を向けられることが治療につながると考えていて、自分が今後もしも友達ができたときにゲーム依存など、様々な依存で悩んでいた時には、友達として、分けた目線で気づいてあげることができればなと思っています。