起立性調節障害から不登校でニート…よし!働こうと思ったら

起立性調節障害仕事

起立性調節障害がきっかけで不登校になり、就職も出来ず、世間でいうニート、引きこもり状態になった場合に、最初の一歩を踏み出すには心理的にもなかなか動くことができません。

 

今の時代、インターネットの普及でネットサーフィンなどをしているとそれだけで時間が過ぎ、明日こそは仕事を探そう、履歴書を書こう、面接に行こうなどと決意してもいざ当日になると二の足を踏んでしまいます。それが長引けば長引くほど自力では難しくなり、家族の支援も受けづらくなり相談できずドンドン殻にこもってしまいますね。

 

そこで親に頼らずに自分で就職活動をするためのサポートをしてくれる機関をいくつか挙げます。


ハローワーク(公共職業安定所)の相談に行く

ハローワークは公共の職業紹介所であり、学歴や引きこもり歴など関係なく相談することができます。また、仕事を紹介してくれる以外にも就職するためのセミナーやビジネス講座、履歴書の添削や職業適性検査、など初めて就職する人にも丁寧に説明してくれる安心感があります。(窓口担当の相性や理解度にもよりますが。)

 

学生時代であれば担任や就職担当の先生がいてアドバイスやサポートを受けることができましたが不登校で相談できなかったまま卒業や退学をしてしまった場合には最初のステップとしてハローワークで第一歩を踏み出し、まず就職活動とは?を体験してみることから視野が広がります。

若者サポートステーションを調べてみる

若者サポートステーションは全国各地にある厚生労働省委託の支援機関です。そこでは働くことに悩みを抱えている15歳〜49歳までの方に対しビジネスマナーやコミュニケーション講座、就職セミナーや職業体験などがあるため、「身近に相談できる機関」として、全国の方が利用しやすいよう全ての都道府県に必ず設置されています。

ジョブカフェを利用してみる

ジョブカフェの正式名称は「若年者のためのワンストップサービスセンター」といい都道府県が主体となって設置している支援施設で、若年者(原則として15歳から34歳まで)の能力向上・就職促進を目的とした職業紹介やセミナー開催など就職活動に必要なスキルを身に着けることができます。年齢や条件などは各自治体によっても異なりますので、必ず住民票の有る地元の自治体の情報を確認してください。

派遣会社に登録してみる

もうすでに登録している人も多いと思いますが、CM等でも見かける仕事やバイト探しの会員登録をして単発の仕事や短期、短時間のバイト、未経験でも可能な仕事にエントリーして一歩踏み出すことも方法の一つです。

 

ただしこのような派遣会社では情報過多で目移りすることも多く、また条件のハードルが低いようでいざ働こうとすると記載と違っていたりすることやメールマガジンやアプリの通知で新着仕事情報が流れてくるたびに、いつでも見つかるという錯覚に陥ってすぐやめてしまったり、結局は就職活動を後回しにしてしまうこともあるので注意が必要です。

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身近な体験談をつづることが目的であり、病院の専門家の知識はありません。ですから専門的な治療や改善方法を指導する行為はしておりません。同じ悩みを持つ方と共有でき役立てばとても嬉しいですが個人の家庭環境や重症度によって正解は違いますので受け取り方は自己責任でお願いします。