起立性調節障害のまま大人になったらどうなるの?

起立性調節障害卒業

起立性調節障害のまま中学校を卒業し、進学しなかった場合、もしくは全日制高校、定時制高校、通信制、大学受験をし大学を卒業、専門学校といったいわゆる学生時代という身分を出た場合、就職支援などを受けて就職できた場合には社会人として生活が始まりますが、
重度の起立性調節障害で学校に行けなかった場合(身体は回復したけどメンタル的にも登校ができない世間でいう不登校・引きこもり含む)では、就職先を見つけることも困難でとても言いづらいのですがここはストレートにわかりやすく

 

無職・フリーター・ニート

 

と判断されます。学生という鎧があった時と比べ何もない自分に焦りや不安を感じ、もしかすると本人以上に親や周りの人が気にすることもあり、場合によっては親に自分の進路のことや現状を隠されることもありさらに肩身が狭くなってしまいます。

 

起立性調節障害はいつまで続くのかは個人個人の体質や症状により変わり、一般的には思春期が終えると嘘のように元気になる人もいれば早期で食事療法や整体やマッサージ、通院による薬の投与などで数か月で回復する人もいれば数年かかり、そのまま大人になる人もいるようです。

 

起立性調節障害という理解されにくい病を抱えて学生時代を乗り切ったのに今度は社会人として働くための就職活動、アルバイト探し、もしくはフリーランスでの仕事構築、など自立して今後生きていくためのスキルを身に着けていかねばなりません。(親が一生支援してくれてご自身も納得していれば働く悩み事は回避できるのですが、一般的に自活を望む人が多いですよね)


このサイトについて

身近な体験談をつづることが目的であり、病院の専門家の知識はありません。ですから専門的な治療や改善方法を指導する行為はしておりません。同じ悩みを持つ方と共有でき役立てばとても嬉しいですが個人の家庭環境や重症度によって正解は違いますので受け取り方は自己責任でお願いします。