起立性調節障害で中学校に行けない・プレッシャーから抜けた今

中学校の大半は起立性調節障害で毎朝学校に行けるかいけないかのジャッジを母親に確認されて(起きれないのに起こされる)、休むと連絡を入れて毎日先生から電話があり、しないといけない保護者の事情や義務教育なのは承知だけども振り返ると毎日のルーティーンが更なるプレッシャーだったと思います。

起立性調節障害は成長期を過ぎると回復しやすいとは言われているのでどちらの効果もあるかもしれないけど、高校を通信制にすることで毎朝苦痛だった通学できるかできないかのジャッジやプレッシャーがなくなったことでずいぶん楽になりました。 

親としては当たり前に朝同じ時間に起きて同じ時間に登校して、規則正しい生活を身に着けないと大人になって社会人になる時に苦労すると思って心配しているのはわかるけど、その前に高校3年間同じストレスで押しつぶされてさらに悪化してしまうことを考えて今は、翌朝起きれないかわからない夜の悩みからの不眠や罪悪感、挫折感から解放され、心が元気に回復しつつあることを前向きに受け止めたいと思います。

精神的なプレッシャーや時間の縛りがなくなることで今度は自分でルールを作ってメリハリのあるタイムラインを作らねばならないという課題はあります。通信制高校なのでオンライン授業や課題、時折登校があるので完全に社会生活からドロップアウトしているわけではないし、僕の場合には少しバイトをしているのでまだ回復のチャンスはあるのだと希望を持ちます。

今だと自分の中では精神的なプレッシャーはだいぶなくなりましたが人前に出て自分の生活をまだ堂々と語れるまでには至っていません。やはり心のどこかでは、一般的に普通とされる全日制の高校に行って毎日元気に登校する方が良いと思っているのでしょうね。

塾と部活を全力で頑張り、学力ではクリアしているのに受験の土俵に立てなくていつしか行きたかった高校も諦めて自信を持てなくなったことは事実。劣等感があるのも事実。苦しみを吐き出せず理解を求めることも諦めていた中学校生活。小学校の頃に思い描いた自分ではないけどこの悩みがいつしか役に立つように記録に残しておきます。