起立性調節障害でトイレに起きれずおんぶで階段を昇降する

起立性調節障害の症状は人さまざまですが共通しているのは朝起きれないことで、僕の場合重症だったのかトイレに行きたくても低血圧でめまいがしたり気持ちが悪いため我慢することもあります。

起立性調節障害でトイレに起きれずおんぶで階段を昇降する

僕の家は一軒家で当時の自分の部屋はトイレがない階だったので階段を昇降する必要がありました。たった一階、すぐ下にトイレがあるのに行けないのです。

トイレに行きたくても寝てしまう

トイレに行きたいと思って目覚めても、体を起こすことができないため立ち上がれるようになるまで寝たままでいると知らぬ間にまた眠っていたりとトイレよりも睡眠が勝つこともよくあります。頭を上げずに這うように(赤ちゃんでいうハイハイ)で行ければいいのですが階段が砦でした。

トイレに行きたいかどうかも分からなくなることも

起立性調節障害の症状緩和のために食塩を含んだスポーツドリンクなどを飲むように言われるのでもちろん尿意も近くなるはずですがトイレに行きたいという信号がうまく伝わらないのか、それとも我慢することが普通になったのかトイレに行く回数が減り、親戚の橙ちゃんにトイレ行かなくていいの?といわれることもあります。

中学生で母におんぶでトイレに連れて行ってもらうことも

あまりにも我慢の限界がきても自力でトイレに行けない場合には母がおんぶで階段を昇降しやっとトイレに行けることもあり、もう母の背を追い抜いた僕の無気力な体を背負うのは大変だと気を遣いますがそこまでしないといけませんでした。

申し訳ないとか恥ずかしいとか、いろんなことも浮かびますが、もう介護状態で、僕が思うに重症の起立性調節障害の場合、トイレと寝室は同じ階にある方が子供にとってもストレスが一つ減るし、夜中の尿意で親の睡眠を妨げてしまうこともなく昼夜逆転生活で物音問題も軽減すると思います。今の住まいは同じ階にトイレがある分、気分的にも実際の生活も楽になりました。